院生、理系学生は注意!(ES面接研究編)
こんばんは!
今回はESや面接での研究項目について書きたいと思います。
*これは、たまこSEの就活の方法です。使える情報か使えない情報か取捨選択してください。
ESに研究内容を書くときは、注意が必要です。
私は最初ESの研究欄に研究内容を書きましたが、研究内容が相手に伝わらず、苦労したことがあります。
そこで気を付けたのが、
ESでは、誰が見ても分かりやすい研究内容を書くように心がけました。
学会や論文で書くような文章ではなく、文系でも他分野でも高校生でもわかるように心がけました。
*ES研究編
ここでは、研究内容の一部を例(Googlescholarで見つけた論文を引用)として紹介します。どっちが見やすいか見てください。
例(ダメな例)
ホタテ貝殻焼成粉末(HSSP ) の殺菌および殺インフルエンザウイルス作用を検討した。微細HSSP (平均粒径3.5 μ m :f−HSSP ) の0.15% 生理食塩水懸濁液に5 分接触させた場合、大腸菌の生残菌数は検出限界以下であったが、緑膿菌と黄色ブドウ球菌の生残率は、 それぞれ3 × 10“3% と2.5% であり、 大腸菌に最も強く殺菌作用を示した。
これだと専門用語が多くて、わかりづらいです。内容は伝わりますが、初見でこの分野を専攻していない人には、少し気遣いがないと思われます。専門用語の(HSSP)や(f-HSSP)という言葉より、日本語で説明したほうがいいです。
例(いい例)
ホタテ貝殻焼成粉末の殺菌効果および殺インフルエンザウイルス作用を調べました。平均粒径3.5μmの微細のホタテ貝殻焼成粉末は、0.15%の生理食塩水に5分接触した場合、大腸菌は検出されず、緑膿菌と黄色ブドウ球菌と比較して最も強く殺菌作用を示しました。
これだと誰が見てもイメージがつかめると思います。
またESの文字数に対して、最低8割は埋めたほうがいいと思います。7割だと空白が目立つからです。
*面接研究編
またESは面接での資料になり、面接でもその資料をもとに研究内容が聞かれます。
私が面接で聞かれた研究関連の質問は、
・その研究をなぜ選択したのか?
・その研究は誰にどのように役に立つのか?
・その研究から何が身についたのか?
・どうして研究内容を活かした学問で就活をしないのか?
最後の質問は私が畑違いのSEに就活したから聞かれた質問です。
もし今専攻している学問と違う分野で就活を行うときは、
この質問の対策が必要です。
かなりの確率で聞かれます。
研究の内容は一度まとめておくといいと思います!では!